★李栄直選手「これからどんどん新しいヒーローが出てこないと厳しい」



▽東京ヴェルディは10月6日、味の素スタジアムで行われた明治安田生命J2リーグ第36節でヴァンフォーレ甲府と対戦し、0-1で敗戦した。この試合後にDF李栄直選手がインタビューに答えた。若狭選手の試合後コメントは以下の通り。

【試合後選手コメント:DF 17 李栄直選手】
――投入直後に前線からのプレッシャーからフィニッシュまで持ち込みましたが
「ディフェンス出身なので、あそこでああいうプレーをしてはダメというプレーをこの芝生的にも相手がすると思っていたので、ああいうふうにプレッシャーをかければボールを奪えると感じていました。そして、相手が自分の予想通りにやってくれてボールを奪い、最初のプレーだったので丁寧にシュートを打ちましたが、ちょっと勢いがなくてコーナーキックになりました」

――役割的には[4-4-1]の右サイドという形でしたが
「そうですね。[4-4-1]の右に入って最初はもっと前に出ていいと言われていましたが、自分の出た後ろを使われることが多かったので、そこはディフェンスを重視して後ろから入ろうという形に切り替えました。前の試合と同様にエリアに入っていくという形は変わらなかったですが、そこは自分の判断を交えながら守備ではコンパクトにやることを意識しました」

――試合終盤はパワープレーで同点を目指す形でしたが
「最後はああいう形になってしまいましたが、途中までにあったセカンドボールを拾ってまた攻撃に出るという形ができなくなり、少し裏目に出てしまった部分もあります。誰が競るかという部分が少しあやふやになってしまい、僕が入った時点でも含めて上げるのか、上げないのか、そこの意思統一ができなかったと思います。ただ、僕がジンからのボールを入れられていれば、最低引き分けで終われていたと思います。そこは個人的な反省点です。」

――ベンチからどのように戦況を見ていましたか
「ずっと後ろでボールを回してボランチからなかなか前にボールが行かないと感じていました。それでボールを獲られてカウンターを食らうという状況が続いていたので、少し受け身になっているとか、綺麗に崩そうとし過ぎているように感じました。もちろん、ドゥグとアランのところで崩せているところもありましたが、それ以外に形が見えず、個人的にもの足りなさを感じていました。自分が入ったときにはとにかく場を荒らすということは意識していました。甲府も守り易そうにしていましたし、彼らもそんなに守備が堅いようにはみえなかったので、もっとそういう隙を突くべきだと思って見ていました」

――積極性という部分で少しもの足りない印象ですが
「練習中にできていることができていなかったり、それをなぜ試合でやらないのかというふうに感じる部分もあります。自分たちのやっているサッカーで勝つということは理解できますが、結局監督が掲示してくれたことを忠実にやることはすごく良いことでもありますが、やるのは選手という部分もあるので、そういう部分でたまには決め事を破るというか、ぼかすというかそういうことをやらないと点が生まれないこともあります。同時に残り6試合ですが、ただ単に戦って上に行けることは絶対にないので、そういう部分でいかに自分たちで道を切り開いていくことが重要だと思います。そこがチームに一番足りない部分だと思っています。この前の陵平さんのようにこれからどんどん新しいヒーローが出てこないと、チームとしてガス欠を起こしますし、もっとそういう欲を持った人間が出てこないと上にも行けないと思います」

――栃木戦を受けてより積極的にシュートを打つという感覚で見ていましたが、綺麗に崩そうという場面が多かった印象ですが
「スカウティングで相手の出方がよりハッキリと出ていたので、その通りにやれる場面では良かったのですが、その通りに行かないときにピッチ内で修正する能力が足りていないと思います。やりたいことは一緒にやっているのでわかりますが、もっと改善できるという部分での話し合いが少し足りないと思います」

――自動昇格を目指すうえで厳しい敗戦となりましたが
「ロッカールームではもったいない負けだったと話していました。みんながみんなチャレンジャーの意識を持っていますが、自分たちが現在こういう順位にいて昇格を争えている中でもっと幸せを噛みしめて戦わないとダメですし、こういう位置にいるからこそサポートしてくれる人が増えているという部分もあるので、今日の試合を含めてここ最近の試合で自分の人生が変わるという強い気持ちがいまどれだけいるのか、そういう部分では少しずつそういう人間が増えてきています。ただ、それでも遅いぐらいだと思いますし、本当は10試合以上前からそういう気持ちでいないとダメです。僕たちはプレーオフで満足するわけではないので」

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